ターニングポイント〜Hidekazu Hayasaka~


痛みのミカタ誕生前夜

2016.10.30...とあるセミナーの懇親会。

正確には懇親会後、3軒目の居酒屋での出来事であります。

最後まで残ったのは旧知の青柳先生と初対面の玉田先生と私(早坂)の3名。

当然、話題は痛みや治療の話になるわけであります。

「痛みは何をやっても治る」という酔っ払っている私の一言に青柳先生が「じゃぁ、みんなで勉強会しましょう」なんて一幕があったような、ないような...

そんな何気無い会話を実現してしまうのが玉田篤という男であります。

約1ヶ月後には名だたる治療家11名(参加希望者はそれ以上...)が集まり、お互いの技術と理論をぶつけ合ったのであります。

アクティベータ、PCRT、DRT、オリキュロセラピー、トリガーポイント、内蔵マニュピレーション、last...

筋肉、神経、脳、エネルギー...技術の垣根を越えて。

まあ、そこでも私は「痛みは何をやっても治る」なんてことを言っていたわけであります。

そんな普通の人が聞いたらよく分からない話を最前列で激しく頷きながら聞いていたのが天才朝倉氏であります。

「この人...一体何者なんだろう?」

これが朝倉先生の第一印象であります。

その後、朝倉先生と話しているうちに、自分の中で封印していたものがパッと表に出てきたのであります。

その頃私は「整体」「整体師」というものに囚われていて、現在のような整体師らしからぬ表現?は封じ込めていたのであります。

自分で勝手に整体というものをイメージし、そのイメージに合わせるために自分の信念を封印し、一人でもがいていたのであります。

その禁断の扉を開けたのが朝倉穂高という男であります。

もし、この二人と出会っていなければ今も一人でもがいていたかもしれないし、こんなに自由に生きていなかったかもしれません。

玉田先生と出会うきっかけを作ってくれた高橋先生、ヤンさん。

技術交流会に参加して刺激を与えてくれた先生方、いつも笑顔で応援してくれるパネさん。

オリちゃん、エムさん、山本先輩...みなさんのおかげです。

結局、私にとってセミナーや勉強会というのは、人生のターニングポイントとなるような人と出会う場だったのであります。

類は類を呼ぶ。

今、痛みのミカタに参加している仲間の中にも、人には言えない悩みや葛藤を抱えている人がいるかもしれません。

でもね、みんなそうなんです。

玉田先生も、朝倉先生も、私も。

だからこそ分かり合えるんだと思います。

だからこそ玉田先生も「救済」というコンセプトが閃いたんだと思います。

だからこそ寝る間も惜しんでコンテンツを作り続けるんだと思います。

痛みのミカタよりも魅力的なセミナー、コンテンツは山ほどあります。

痛みのミカタはまだまだ発展途上です。

でもね、痛みのミカタに集まってくる仲間よりも魅力的な仲間はそうそういない。

なぜなら「世界を変える」という価値観で繋がっているから。

離れていても、会えなくても、話さなくても繋がっている。

そんな仲間が集まれば、きっと人生のターニングポイントとなるような人と出会えるはずだし、今後も、痛みのミカタはそういう場を提供していかなければいけないと思うのであります。

なぜなら、出会いによって私自身が救われたからであります。

(筆者 早坂 秀一)

痛みのミカタ

ジャンルを超えて痛みの本質を追求する 「痛みの哲学セミナー」